日本を見渡せば、農業従事者の高齢化と後継者不足。さらに世界まで広げれば、人口増加に伴う食糧不足は深刻なものになってきています。今までとは違う農業の在り方が求められていると感じています。 私たち那須野製作所では、安心・安全な農作物を安定的に生産するために室内でのリーフレタスの生産を2020年に始めました。クリーンルームで栽培しているため、農薬を一切使わずに生産。さらに年間を通じて新鮮な野菜をお客様にお届けすることができます。 屋外で作る野菜から、屋内で作る屋菜へ。自然に影響を受けない野菜作りで、社会問題解決にも取り組んでいます。





サラダに使われる葉物野菜はシンプルなほうがいいと考えています。那須野製作所で作るリーフレタスは歯ごたえが良く、苦みがなく食べやすいのが特徴です。サラダで食べる時は、ほとんどの人がドレッシングをかけて食べると思います。そのため、ドレッシングの味が活きるシンプルな味のリーフレタスの生産を目指しています。小さいお子さんがいるご家庭や、野菜が苦手な大人の方に試食をしていただくと「那須野の野菜だけは子供も食べる!」「長年野菜嫌いで食べられなかった人が、那須野の野菜だけは美味しいと言って、食卓に野菜が並ぶようになった」など、嬉しいお声もたくさんいただいています。 一度封を開けてしまっても大丈夫。冷蔵庫に入れて保存をしておけば、2週間ほど日持ちします。また、食べる直前に水で洗うとレタスのシャキッと感が復活。いつまでも、新鮮な歯ごたえのリーフレタスを味わうことができます。







工場内にあるクリーンルームで栽培から出荷まで一貫して行っており、入室時には、手洗いうがい、着替え、マスクの着用を徹底。クリーンルームに虫や菌が入るのを抑えています。栽培過程から菌や虫に細心の注意を払っており、それらは収穫後のリーフレタスの保存期間にも良い影響を与えています。 室内野菜工場は水と電気があれば工場を稼働させ、野菜を育てることができます。太陽光の代わりに、LEDライトを使用。LEDライトを使い育てた野菜と露地栽培で育てた野菜を比べても、その品質はまったく遜色ありません。天候に左右されない分、年間を通じて供給できるのが室内野菜工場の強みとなっています。 また、室内野菜工場での栽培は、食品ロスの削減にもつながります。野菜の劣化は、野菜に知らぬ間についている菌が関係しています。露地栽培で収穫した野菜は、仕入れてから3日もすると廃棄してしまうものが多いです。しかしながら、私たちが育てているリーフレタスは仕入れから2週間経ってもぱりぱりとした食感を維持。クリーンルームで生菌数を抑えることができているため、新鮮な状態が持続します。 特に、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、飲食店や小売店では仕入れる量を判断するのが難しい。1日に来るお客様の人数がわからない状況で、仕入れた野菜が調理前に悪くなってしまった飲食店も多いのではないでしょうか。必要な分だけ使ったら、あとは冷蔵庫で保存。お客様のニーズに合わせて、お届けするリーフレタスの大きやなども相談も可能です。





那須野製作所のリーフレタスの一番の強みは、年間通して供給でき、値段に変動がないことです。露地栽培で栽培している野菜は天候によって収穫量に差が生まれ値段が変わります。ところが、那須野製作所では室内工場で年中生産しているため、値段を変えずに安定して供給が可能。そういった意味でも家計にやさしいリーフレタスと言えます。 現在お取引させていただいているのは、ホテル、スーパー、産直。スーパーや産直においても、日持ちするのでオススメです。数多くお取引させていただいている中でも、最も購入をお勧めしたいのがホテル。朝食バイキングのサラダとして添えてみるのはいかがでしょうか。一度でたくさんのリーフレタスを使用するバイキングでは、ある程度の量を確保しておく必要があります。購入をしておいて、使用しなくても最低2週間日持ちします。保存期間が長いため、ゆっくりと使い切ることができます。昨今問題となっている食品ロスの観点からもオススメしています。